市議会レポート28号

民主党連立政権になって
交付金増…で借金も増えた!!

2009年度3月補正予算

昨年3月当初予算での借入金 40億円
6月・9月・12月補正までで  借入金 45億円へ
今年3月補正で一気に20億円増えた! 借入金 65億円へ
今年3月補正で一気に20億円増えた! 借入金 65億円へ

 耐震工事や道路工事の交付金が付いたので、新しい事業を実施することにしましたが、景気の低迷で収入が5億円ほど減り自前の予算がないので工事に4億円新しい借金を増やしました。2010年度予算も税収は減る予定なので、取り崩す基金も不足。そこで以前取り崩した基金を借金で戻したり、出費を借金に変えたりで16億円。だから20億円も借入金が増加

誰がこれを返すのか!!

2010年度3月予算を昨年の3月予算と比較してみるとみなさんの収入が減っているので、住民税の収入見込みも減っています。

個人市民税 126億7975万円  8.1%減
法人市民税  17億3964万円  21.6%減

昨年にくらべ
景気が悪いのでその他税収も減り合計で  3.4%減(-17億4419万円)
市債(借金)は56億3540万円で40.8%増 (+16億1617万円)
国からの交付金が81億6千万円で55%増 (+35億6932億円)
(子ども手当て含む)

そして
一般会計予算は540億6千万円で 6.7%増(+34億円)

2010年度、借入金返済額73億9289万円 2.1%増(+1億5278万円)
1日で2025万4493円の借金と利子を払っています。
ついに2千万を突破

 上尾市で昨年自殺した人は50人。7.3日に1人の割合でした。その多くは経済問題と関わりがあることが伺えます。企業は利益をあげる体質強化を図るため、リストラを進めています。低賃金の温床である派遣法は改正されましたが、抜け道もあり、実施まで最長3年の猶予もあります。これでは役にたちません。高卒でも大卒でも正社員として就職できない人たちも多く、リストラされた人たちの再就職は困難を極めています。この現状を見るとき、たった1日で2千万以上の借金を返しつつ、必要もない出費で借金を重ねていく市政に腹がたちます。市民生活に目を向け、もしもの時のセーフティネットの整備と雇用を促進できる体制づくりが必要です。国から全額来る臨時雇用対策費も上尾の失業者が利用できるようにするべきです。

生活費や学費のために、消費者金融を使うのはやめましょう。
自治体には生活資金貸付制度があります。
もしもの時の生活保護制度も借金があったら申請できません。
困ったら相談してください。

 ベテランの消費生活相談員さんが今年度他市へ行ってしまいました。上尾でがんばっても問題が解決されないので、空しい。やりがいのある市に行くとのことでした。私と同じ思いでがんばっていた人がいなくなるのは寂しいことです。市の職員さんでも定年前にやめる人も多いのです。市民のためにがんばっても報われず空しいという話を聞きました。早く市政を変えないと、市民は市民の側に立ち努力する多くの人材を失っています。頭が変わってもやることは同じでは意味がない!

検証!今年度駅改修事業

上尾市が要望していた街づくり交付金1億1千万円。事業仕分けで地方移管と判定されていたが、何と3億8千万円に増額されて交付された。でも、全額駅舎支障移転の費用に。結局JRの財産になった。市民のために使えるお金なのに!(事業仕分けって何だったの?)

JRに自由通路の工事を委託する継続工事:3億3070万円(総額12億5100万円)
JRの駅舎移転賠償費用:9億3900万円(総額24億円)

(自由通路拡幅のため、JRの駅舎を壊したので新しい駅舎を市が保障するもの)
JRの土地を購入する費用        1億円
西口広場整備事業            1億6200万円
東口ペレストリアンデッキ改修      4億7200万円
(その他一般事務費などあります)

上尾駅関係工事 20億768万円 (4億6718万円増+30%)

 自由通路はJRの切符売場ですが全額上尾市が工事を負担しています。そこに出した店はJRに権利があるそうです。市内事業者を入れるよう要望しましたが、市にその気はありませんでした。何のための市民負担なのでしょう。

 市民負担9割の駅舎の上に店ができました。ここにも市の事業者はいません。上の店部分はJRが費用を出したからということでしたので、JRは工事にどのくらいの金額をかけたのかと聞いたら市は知らないと言う。そのくらい聞いたら?答えは「民間企業なので答えられない」と言ったそうです。一民間企業にこれだけの市税を投入し営利を助けるということが妥当なの?。なぜ、市内事業者に便宜をはかれないの?。なぜ市民サービス関連の事業を入れることを主張できないの?保育送迎ステーションをつくれば国からの交付金も出るし待機児童も解消する。上尾には駅に店を出せば繁盛するだろう美味しい店もあるのだ!しかも、市の第三セクターに入っている事業者ではないか、家賃収入までJRに持っていかれるとは、何たることか!JRが自分の駅のバリアフリー事業を自分で実施すれば、国土交通省から三分の一の補助金が出る。残りを上尾市が融通しても国からの補助制度がある。それらを無視し、市民負担を強いてこの結果は何?お粗末な市政なのか、カラクリがあるのか??

駅に店ができた!
上尾市の店はひとつもなかった!
37億円以上出したのに

市民は市政に目を向ける必要があります!
一括交付金制度になったら

 民主党連立政権は地域主権改革として、ひも付きの補助金を廃止し自治体の裁量で自由に使える「一括交付金」の導入を来年度から実施する旨が伝えられています。今でも「まちづくり交付金」など自治体が自由に使える国のお金がありますが、市の裁量により使える一括交付金制度が導入されるとどんなことになるか。原口大臣は会議でこう発言しています。

 「地域主権をすすめれば、地域格差はかえって広がるのではないかと言う方がいらっしゃいます。私はその通りだと思います。間違ったリーダーを選べば、そのつけは、そのリーダーを選んだ地域の人に来る。しかし今のような状況を続けたら国はもたない。財源ももたない。自立と創造の政治に変える」

 国はお金がないので一括交付金が今回のように国から増額されたものでないのは明らかです。しかも自由に使えるお金となれば市長の権限でどうにでもなるのです。今まで保育所や高齢者のために使っていたお金も「市長のやりたいこと」に使えるようになるのです。付けは市民が払うのですよ!!

駅改修は今年度で終ります。次は何?と思っていましたが、
出ました!富士見小学校全面改修工事30億円です。

 富士見小学校は古い校舎もあり、生徒が増え教室も足らない現状があります。改修工事には賛成です。でもなぜ今全面改修なのか。通常、校舎は市の裁量で建設できますが、義務教育なので必要なものであれば国から半分程度の費用が出ます。でも、国はその年々で年間の方針を決めるので、どこにどんな補助金をつけるかは政策や年によって上下します。通常使える補助金を見て工事内容を決めます。今政府は耐震補強工事に力を入れていますので、補助金はそこに多く使われています。

この時期全面建替え?しかもほとんどが借入金?

 上尾市の学校改修は変だと常々見ています。狭いトイレの内装工事に4千万円とか・・笑えるような工事もありました。上尾方式がここにもあります。今後検証して行きます。私がこんなことをがんばらなくても良い市政にしてください。普通で良いのですから!!

 借金をして全面建替え工事をする前に国の指導基準を満たした給食調理室の整備や約束した石けん洗剤の使用をして欲しい。これは最低限守らなければならないことです。学校は常時市民の目にふれるところではないので、いい加減にしていることが許せません。今後、詳しく検証していきますが私のような議員があと何人かいたら良いと思います。そうでないと忙しさのあまり、くじけそうになります。最も前市長は「危険だから議会に入れるな」と言われたそうですし、後継の市長も同じ対応。次の選挙でも危ないかも。一括交付金ともなればイエスマンの議員がもっと欲しいに決まっている。選挙の時だけ、よいことを言う。都合の悪い候補を落とす算段をする。さんざん経験しました。でも!がんばります!!

他にも審査し意見を言った予算は多いのですが・・・
自由通路のエスカレータ、エレベータの稼動に伴い保守管理委託料が1500万ほど増え 3400万になります。

敬老事業交付金 4,738万円から3,400万円に大幅減になりました。
例年通りの敬老会は難しくなります。

生活保護世帯に上尾市が出していた一時金がなくなりました。

秋山かほるの一般質問

●保護者負担を減らし、どの子も伸びる学校教育を!学校に土木費でない予算も!

 日本の全体の雇用所得は10年で10兆円減っています。今年度も2兆円減る予定だそうです。日本の子育て世代の貧困率は先進国で1位です。子どもの7人に1人は貧困家庭にあります。義務教育は親に過度な負担をかけてはいけないことになっています。過度とは時代によって変わるもの。学校で使うものは公費で購入するべき。修学旅行などの保護者負担も見直すべき。また、今年度から高校入試も大きく変わり、ゆとり教育の見直しによる対策は市によって大きく違っています。習熟度や少人数クラスなど市の対策はどうなっていますか。

がんばっているが何しろ予算がなくて・・!
という声があちこちから聞こえてきました。

 JRに差し上げるお金はたくさんあるのに・・・。ちなみに来年度から小学校で英語授業が義務化。各市、前倒しで英語授業を実施しています。08年調査で行田・狭山・草加・戸田・新座は年間授業140時間。上尾市は26時間。埼玉県40市中で下位から2番目です。決して教育の中身に予算をかけているとは思えません。さいたま市では今年から土曜スクールを始めました。どんどん取り残されていくのではないかと不安です。教育の中身にお金をかけないのはこの市政の伝統?教育予算は最近土木費ばかりで、品格を疑います!民主党連立政権も義務教育の保護者集金をなくすようにして欲しい。親の経済状況に関係なく、子どもが伸びる学習環境を整備し、塾に行かなくてもすむようにして欲しいものです。

上尾バイパスが中途半端なまま開通!
信号待ちが多くなり朝晩渋滞が予想され、これでは17号の渋滞解消にはならない。
なぜこんな形で開通させたのか?

 昨年11月、市長が前原国土交通大臣に上尾バイパスの開通について要望書を出したと「あぴお」に載っていました。どんな要望だったのでしょうか。国道も市が要望して経過をたどり決定されるものです。今回の中途半端な開通は、その要望に沿ったものだったのか聞きました。開通によって市民にどんなメリットがあるのか。また、開通にあわせ交通量が増えることが予想されるが、市は市の予算でどんな対策をとったのかも聞きました。

【答え】

圏央道桶川開通にあわせた開通を求めた。また、まだ事業として決定していない桶川以北の建設と予算の確保も求めた。大石や大谷の人が新都心方面へ行く時便利になる。救急車が大宮へ行くのに便利になる。市の予算で実施した対策はない。

 確かに、圏央道の桶川開通に合わせて上尾バイパスも開通した。便利になる人もいると思う。でも不便になる人のほうがもっと多い。大宮まで救急車で運ばれた人が同地域にかつて何人いたのか聞いたけれど答えはなかった。市費で実施する安全対策もなかった。この道路開通に合せ、大石地区の道の駅と工業団地建設の用地買収要望があります。私は地域経済活性化に結びつかない用地買収には反対します。

 また、環境整備と経済状況の見通しもない工業団地用地買収で、得をしたのは一部の地主さんと政治家の取り巻き。という事態になることにも反対です。これからも監視を続けます。とりあえず、3千から5千台の車が入ってくるようになるそうですから、周辺道路の横断歩道設置など安全対策を求めました信号が無理でも、児童館の前に早急に横断歩道を作るべき。奥で道から見えないから特にね!実施すると言っていました。

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