検証!今年度の予算、市の主な事業について

上尾市6月議会報告

工事請負契約の締結について以下3件の議案が議会に上程されました
予定価格は事前に公表されています。それぞれ8社が入札に参加しています。
8社中、最低価格で入札した会社が仕事を請け負います。
以下がその結果です!!

▼富士見小学校、校舎解体・外構工事
  落札:千代本興業
  3億607万5千円 予定価格に対する落札率 96.98%

▼東小学校南校舎、北校舎耐震補強及びトイレ改修工事
  落札:上尾興業
  2億2417万5千円 予定価格に対する落札率 96.83%

▼瓦葺小学校管理棟耐震補強及びトイレ改修工事
  落札:千代元興業
  1億4563万5千円 予定価格に対する落札率 96.99%

 この落札率に対し、意見を言う議員は私の他に誰もいないのです。8社中他の7社はそろいもそろって、たった3%弱の金額に集中して入札しています。談合がなく、こんな価格で落札するとは信じられない!!

 なぜ、業者がこんなに強気なのか、市が何も言えないのか!!選挙になると業者は下請けも使い協力します。日本の縮図を見るようです。ちなみに87%になれば、たった3件の工事で7千万円のお金が節約。税金は市民のために使って!!

補正予算

本庁舎の電気をLEDに変える工事 1,345万円
グループホーム建設補助金(小敷谷地内)8,337万(全部国・県の補助金)
大腸がん健診の強化 2,278万円(1,136万円は国の補助金)
市民体育館耐震診断費用 815万円
あと、震災対応でブルーシートなどを買っています
何も特徴のない、市民のためにお金を使わない市政でした。

 他市では、福島原発事故を配慮して放射線測定器を買ったり、高齢者の熱中症対策で公民館を開放する行事の予算や、クーラーが使えない子ども達への対策予算、市民の節電対策を促す予算などを組んだりしているのに、上尾市が興味を示すのは、工事ばかりです。この市政を変えたい!!

次のページへ≫