議会報38号 (2013年9月)
今年の夏は、猛烈な暑さと突然の強い雨が特徴でした。9月に入っても変わらないお天気です。体調を崩す人も多いと思いますがみなさんお変わりありませんか? 私は農業をしていて、種まきシーズンですが、夏バテぎみです。議案を調査し、進める政策を実現させるために、あれこれ努力しながら、この議会のお知らせを何軒のお宅に配布できるかと心細く思います。
今回の一般質問から当局の傍聴者の対応が変わりました。私の一般質問は、他の人たちと違い「動員」という形がないので、誰がいらっしゃるのか当日までわかりません。でも傍聴者は任意で名前と住所を傍聴に入る前に書く制度があるので、それを見せてもらい一人一人にお礼状を書くのが楽しみでした。
しかし、今議会から「個人情報保護」という名目で議員に見せてもらうことができなくなったそうです。他の議員さんは、おおかた誰が来たかわかります。恐らく制度が変わって困るのは私だけです。嫌がらせかしら?と思いながらも引き続き、楽しみなお礼状を書きたいと思います。秋山かほる用傍聴者名簿を書いてもらうことは良い、ということなのでお手数ですが用意しますので記入を宜しくお願いします。年に4回の一般質問、みなさんが様々な形で納めている税金です。みなさんの利益になる政策を実現するように頑張ります! どうぞ傍聴に来てください!
9月議会に提出される議案の主なもの
上平小学校学童保育所新築・移転工事費 9600万円
瓦葺小学校学童保育所新築・移転工事費 8169万円
合計 1億7939万円
県支出金 5734万円
借入金 6280万円
一般財源 6474万円
大きな道路修繕 2800万円
生活道路修繕1650万円
上尾道路周辺整備事業 8037万円
測量調査 1700万円
工事費 1020万円
用地買収 4348万円
用地買収に伴う補償金 1464万円
※予算は全て一般会計 補助金なし
借金の残高見込み
2011年末 594億1千万円
2012年末 602億4千万円
2013年末 610億8千万円
当局から土地開発公社を使って用地買収をする旨の報告がありました。
※詳細はネットワークの会報で伝えます。
雇用を増やす政策を求めます!
学校を卒業しても社員の就職が難しい。社員になっても労働時間が長く、休む暇も無く身体を壊してしまいそう。会社をやめても次の働き口がなかなか見つからない。など働くものの雇用情勢は少し改善していますが、相変わらず埼玉は沖縄に次ぎ仕事のない県です。これは県の産業政策に由来しています。
上尾市は今、産業政策を作っていますが、市内に暮す人たちの雇用を拡大するという視点があるのでしょうか。この間、雇用対策として市に求め、企業と就職希望者の面接をセッティングする政策などを実施してきました。市内の雇用の実態を明らかにしながらさらなる対策を求めます。
健康で暮せる市民を増やす政策を求めます!
70歳から74歳の医療費自己負担1割から2割へ。介護保険要支援者を保険からはずす。大病院へ直接行くと初診料は1万円。などなど国の社会保障政策が見直されています。市民の負担は増し、サービスは減らされます。そのような中で、市民が病気になったり、介護状態になったりしないための政策は益々重要です。市の政策によって、市民の健康寿命が違うというのは、今や現実のものとなっています。このような政策にこそ、お金をかける必要があるのです。具体的な方策を迫ります。
また、土地開発公社へ用地買収を依頼したようです
新しい用地買収は基本的にはしない。と言っていたのに早かったです。こんなに市民負担をさせておいて、またまた用地買収をするようです。西宮下中妻線に関係する用地だそうですが、すでに西宮下中妻線関連ということで10億円以上の土地を購入し、これが事業実施されないまま市民負担増になっているという現実があります。内容を明らかにせずに、どうぞお買い下さいとは言えませんよ!! どこまで明らかにできるか! 応援宜しくお願いします!!
大規模学童保育の解消と保育料の引き下げを!
県の基準に比べ市がゆとりをもった保育所にするために対策を講じる必要があると思われる学童は、上尾学童、平方学童、中央小学童です。対策を迫ります。また、市の学童保育の利用料金は他市と比べても高い。特に所得に応じた減免処置が必要で、市は補助をする必要があります。県内39市の内、最低保育料10市が無料です。上尾市は県内最高の1万1034円、これでは子育て世代は上尾に来ない!!市は減免処置を講じて補助金を増やす必要があります!
■ 秋山かほると市民のネットワーク・定例会
9月28日(第4土曜)
午後1時30分~
上尾コミュニティセンター 1階和室
9月議会の報告と今後の取組み、みなさんの要望など
どなたでも参加できます。興味のある人はどうぞ来てください!