豊かで平和な未来をこどもたちに残そう
団塊の世代に産まれたまれ人が75歳以上になる2025年問題。この世代は高度成長も経験しています;当時は1ドル360円でした。政府はその時には大勢の人から集めた年金掛け金でアメリカの国債{財務省債権}を購入していました。第二次世界大戦前は基軸通貨はイギリスのポンドでした。各国は自分の国のお金をポンドに交換しないと他国から物を買うことができませんでした。このポンドを基軸通貨と言います。なぜなら基軸通貨はいつでも金と交換することができたので権威のあるものでした。
第二次大戦後、イギリスは金の保有が足りなくなり、変わって金をたくさん持っているドルが基軸通貨になりました。他国から物を買う時、自国の通貨をドルに変えないと物が買えません。しかしアメリカはドルを印刷しすぎて、金と交換できなくなりました。そこで、先進国が話し合ってアメリカを助ける事にしたのです。1985年のプラザ合意です。当時は、今と違って日本の円が安すぎるのでアメリカが貿易赤字になると言われ、日本を円高に誘導しました。年初めには1ドル240円だったのが、年末には1ドル200円を切りました。この一連の円高で年金掛け金は500兆円なくなったと言われています。残りは200兆円。その時の合意で、世界一の経済大国であることが基軸通貨の条件でした。アメリカは何としてもドルを守りたいのです。中国をやっつける必要があるのです。昔はアメリカに従うことで日本は豊かになりました。しかし、今は違います。先進国の成長率は2%グローバルサウスは5%。日中不再戦。戦争はダメ!守るべきは日本国民の命と将来の日本よ!アメリカではありません。